ヤングゴールドカードはそもそも、ゴールドカードを取得できない若年層向けのカードですから、 当然、審査も甘くなっています。

ヤングゴールドカードの審査基準は、スタンダードカード（一般クレジットカード）とほとんど変わりません。
但し、「カード決済をよく利用し、一定以上の収入がある」という条件が加わります。

この条件がなかなか曲者なのです。

一定の収入があったとしても、ホテルや空港利用時にカードで決済する若者は一体どれくらいいるのでしょうか？

現在では、カード決済を利用する人は全人口の７〜１０％程度です。
これを「２０代の若者」に限定すると、更にその割合は低くなります。

つまり、年収面ではクリアできたとしても、「カード決済をよく利用する」という条件で引っかかってしまう若者が多いのです。単純に「高所得である」だけではヤングゴールドカードの審査を通ることが出来ないとなると、審査の実情としてはまだまだ難しいものであると言えます。